ストーリー感想
さつきのストーリーでは「路地裏同盟」の活動の一環が垣間見えます。街の平和を守るため夜間に活動していますが、今回はタタリの解決にシオンが一人で出向いてしまったので、手助けのために繰り出します。最後までちょいギャグ風味でしたね。
エンディングでシオン、さつき、リーズバイフェが新生路地裏同盟として活動してる様が描かれています。この構図いいですよね。Act Cadenzaの時はさつき一人(路地裏同盟自体はRe ACT時に結成されている)でしたが、本作で共に生きる仲間が増えた見せ方になっています。月姫本編もさつきにとってはある意味救いでしたが、こっちも良いですね。
そういえばオシリスの砂が賢者の石を作る時の「空想と現実とを入れ換える大魔術」はさつきの固有結界:枯渇庭園で潰せるのかな? 枯渇庭園ってマナは枯渇できるけどオドは対象外ってどこかで読んだ気がするんだけど……。
台詞まとめについて
さつきは境遇としてどん底にいるのに、普段はポジティブ・ネガティブ思考半々な感じで現状に絶望してないですよね。そういったキャラクター自身の強さが見える台詞が多いと思います。(対戦中の台詞はネガティブ満載ですが)
吸血されて殺された(月姫本編)因縁を持つロア(当時の転生体は遠野四季ベース)に対してのみ勝利台詞が冷徹です。本編ストーリーでは路地裏同盟勧誘ギャグ路線なのに……。しかも既に上級吸血鬼としてロアを上回ってるレベルなので、下っ端扱い……(笑)
あと腹ペコキャラなのは前作から変わらないようで、志貴を倒して血を吸う専用台詞が確認できます。前作では200cc吸って一週間持つという燃費の良い状態でしたが、本作ではどうなんだろう。ってか志貴貧血で倒れちゃうよ。シオンと秋葉繋がってるんだから、輸血パック横流ししてあげれば志貴も血を吸われずに済むのに。いや志貴の血だからこそか。